障害者への偏見、差別、虐めと戦うYoutuberがいます。自身の障害者ファミリーの日常を発信しているYoutuberやすファミリーさんを応援したい!!皆さんにも応援してほしい!!!そんな強い思いから、やすファミリーチャンネルについてまとめてみました!!
やすファミリーはどんなチャンネル?目的は?
知的障害を持つ妻と子供達と人生を共に生きて来てSNSで障害の理解を広めたいと発信を続けていた事が新聞記者の目に止まった!取材を受けて掲載されてコロナが猛威を奮っている中で、福島県内だけですが、目を通して欲しいです。福島民友に感謝しています。 pic.twitter.com/jJf0pkquvr
— yasu family (@family_yasu) April 21, 2020
妻は軽度知的障害。
息子は重度知的障害、発達障害、自閉症スペクトラムです。
娘は軽度知的障害、自閉症スペクトラム、場面緘黙(かんもく)症です。
私は父親でこの家族を守り諦めないで、精神障害になりながらも頑張れた事や、知的障害や自閉症の特徴と困った事や私が子供達から教わった事や子育て奮闘記などなど、私(父親)が語りながら息子の強い自閉症拘り、自閉症特有のずば抜けた集中力で上手くなったイラストなどを紹介していきます。
家族の障害は私の一生涯。
少しでも障害の事を知って頂けたら…
少しでも障害者を見る目を変えて頂けたら…
少しでも差別、偏見、虐めはダメだと思って頂けたら…
少しでも障害者への思いやりが広がって頂けたら…
少しでも都会人、田舎人分け隔てない気持ちをもって頂けたら…
少しでも支援級生徒に優しく関わろうと思って頂けたら…
優しさが広がれば障害への偏見、差別、虐めはなくなると信じて 投稿を頑張ります。
皆さんの応援と温かい言葉があり私は投稿を続ける事が出来て 励みになっています。子供達にも言葉を伝えています。 皆さんの言葉は私達に伝わり影響を与える事もあります。
引用:Youtube概要より
発信者やすパパさんと、重度知的障害・発達障害・自閉症スペクトラムの長男 翔くん、軽度知的障害、自閉症スペクトラム、場面緘黙(かんもく)症の長女 姫ちゃん、軽度知的障害者の妻との日常を紹介して障害への偏見、差別、虐めを少しでも減らすべく発信を続けているYoutubeチャンネルです。
元々TikTokをメインで活動されていましたが、1分間の動画では伝えきれないということでYoutubeにも活動の幅を広げています。現在のチャンネル登録者数は7.78万人です。
やすファミリーの家族構成
やすパパ
佐藤靖高さん(51歳 2020年時点)
全てのチャンネルはこちらの父親である、やすパパさんが撮影し発信されています。障害や自閉症の知識などまったく無いところから必死に子育てをされて、日常のこと、感じたこと、学んだこと、子育てのアドバイスなどを配信されています。
動画の中で子供達に接する様子は無性の愛情に溢れています。子供に真剣に向き合う、子供の才能を見つけて伸ばす、やすパパは動画を通して多くの親に子育ての根っこを思い出させてくれているのではないでしょうか?
やすパパ自身も大変苦労が多い生活の中で精神疾患、パニック障害を患ってしまっています。現在は回復傾向にあるようですが、やはり波があるようです。
そんな試練の人生を歩み続けているためか、動画の中の優しい語り口調には辛苦を経験してきた人特有の人に寄り添う温かさがあります。やすパパが「ハハハッ」って笑ってくれると笑ってくれたー!!って嬉しくって泣きそうになってしまうんですよね(笑)
やすパパの子供達に対する絶妙な合いの手!これは親子でなくとも人が信頼関係を築いていく方法として、なるほど!って勉強になりますよー!
長男 翔(しょう)くん
翔輝くん
現在19歳になる翔くんは 重度知的障害で 自閉症スペクトラムの診断を受けています。3歳で発達遅滞診断、5歳で知的障害判定、15歳で重度知的障害、療育手帳Aとなったようです。現在は作業所で立派にお仕事をされています。
翔くんには自閉症特有の様々な拘りがあるようですが、中でも特にやすパパの精神状態をズタズタになるまで悩ませた行動が何度も繰り返す失踪でした。
やすパパはこちらの動画で失踪についてとつとつと語られています。胸が締めつけられました。動画が25分と長めなので文字で要約しようと思ったのですが、とてもまとめられる内容ではありませんでした。
自閉症に理解がない方からすると、目を離さなければいいなんて言われてしまいそうですが、そんなレベルのことではないのですよね。
さらに、失踪して必死に探しまくるやすパパとは反対にママは「警察に任せとけば大丈夫よー」のスタンスでかなり温度差があったようです。…これは自分がしっかりしなければ!自分が!自分が!!っと自分を追い込んでしまったやすパパの精神状態も納得できますね。
@origami1969
翔くんはとてもさわやかな整ったお顔立ちをしていますね。コメント欄でも翔くんイケメンとの声が多数見受けられ、大人気です。動画の中で屈託無く笑う笑顔がとても素敵です。翔くんのこの笑顔がいつまでも続く人生でありますように!そう応援せずにはいられません!
長女 姫(ひめ)ちゃん
姫歌ちゃん
軽度知的障害で自閉症スペクトラムで場面緘黙症の姫ちゃんの紹介はこちらの動画で説明されています。親御さんであれば涙なしではいられない内容ですね。
発達がまわりと変わらなかった、むしろ早かった姫ちゃんは健常者と思って育てていたそうです。
ただお遊戯会のような場面で自分の番が来てもまったく喋らない、固まってしまう状態でした。その程度なら、幼児のかわいい成長過程の思い出として流してしまうのも無理はありませんよね。
姫ちゃんが小学校3年生頃、一家は介護の関係で神奈川から福島に引っ越しをされます。これが姫ちゃんにとってはマイナスに働いてしまいました。新しい環境、新しい友達にまったく馴染めず、笑顔が消えていきました。これは親としてはかなり辛かったでしょうね…。
姫ちゃんは幼少期から絵が好きだったようで、塗り絵の本を他の子の何倍もこなしていきました。小学校3年生くらいの頃には姫ちゃんの絵を完全に才能と判断したらしく、どんどん姫ちゃんに絵を描かせるようにしていきます。
同じく小学校3年生の時に九九がどうしても覚えられない、もしかしての気持ちから姫ちゃんもこの時点で判定を受けることになります。1回目の判定が小学校4年生の時はギリギリIQ69、6年生の時にはIQ64軽度知的障害の判定。
九九を覚えられないことで周りから勉強ができない子として扱われ辛い思いをした姫ちゃん。姫ちゃんは学校の授業がまったく理解できないことが知的障害の判定で理由が明確になり、プレッシャーから解放され気持ちが楽になれたそうです。
軽度知的障害、自閉症スペクトラムの娘が描いた模写、凄いと思う、3歳から描いていたが私は描かせた描く事に協力し続けて、描く事に努力した娘の宝物、武器でもある、将来この武器が役に立つ事が有るか?夢のイラストレーターにはなれるのか?親の力がかなり必要と思っている、更に頑張れ娘よ。 pic.twitter.com/dPQI5bRWZQ
— yasu family (@family_yasu) April 24, 2020
姫ちゃんは現在13歳になり絵の才能を開花されているようです!
姫ちゃーーーんイラストレーターなれるよぉぉぉーーーー!!!やすパパとともに是非とも実現させてほしいですね!!応援していきましょう!!
妻
こちら19歳当時のお写真です。お名前は公表されていません。奥様についての動画はこちらだけで、翔くん姫ちゃんの動画に一緒に登場しても顔出しはされていません。
奥様は大人になってから軽度知的障害とわかりました。やすパパも出会った当時は何も違和感を感じなかったようです。同棲をされてからアレっと思うことが次々と出てきたそうです。
例えば、カレンダーの概念を理解していない、来週、来月、半月、月末、年末年始の概念が全く理解できていない。お金の数え方がわからない。時計が読めない。翔くんの5歳の知的障害判定の時に保健師さんのサポートで奥様も療育手帳取得されました。
元々知的障害がありつつも、育ってきた家庭は障害という概念がなく塾や習い事など教育熱心のご両親だったようです。
ご両親はできない娘に対して厳しくあたっていたようで辛い思いをされたようです。時代背景もあったのかなと想像されます。現代のようにサポート体制は無かったのでしょうね。
まとめ
- やすファミリーチャンネルは障害への偏見、差別、虐めを少しでも減らすべく発信を続けている応援すべきYoutubeチャンネルである。
- 配信者パパのやすさんは自身も精神疾患とパニック症を患いながらも全力で子育てをされていて、どんな親でも勉強になる。
- 長男の翔くんは重度知的障害で自閉症スペクトラム。かなりのイケメンで素朴な行動と屈託の無い笑顔で大人気である。
- 長女の姫ちゃんは軽度知的障害で自閉症スペクトラム、場面緘黙症。絵の才能を開花しており、将来に期待大である。
いかがでしたでしょうか?是非皆さんにも応援をしていただけたら嬉しいです!動画の中でやすパパさんがこんなコメントを出しています。
皆さんへ 子供の笑顔は親の笑顔です 苦しくても子供の前では笑顔 私は笑顔写真を撮ることで苦しさを誤魔化しました
これは私の個人的な感想なのですが、やすパパさんは動画を配信することで精神の均衡を保っているのだと思います。どうか皆さんにも一生懸命生きている人たちの存在を知っていただけたら嬉しいです。
https://gota-blog.com/kodomo-ofurononayami/
https://gota-blog.com/ashidamana-manabu/