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現代人は必ず知っておくべき「スマホ脳」とは?原因と対策まとめ!【世界一受けたい授業】

みなさんは「スマホ脳」という言葉をご存知ですか?
「スマートな脳?」、「スマホみたいな便利な脳?」全く違います。

スマホに支配されてしまっている脳のことです!

私も初めてこの言葉を目にした時は、またまた大袈裟だな〜と鼻で笑っていました。

当時の私の生活を思い起こせば、朝起きたらスマホを手に取り、ご飯を食べながら、歯を磨きながら、通勤電車に揺られながら、仕事の調べ物、リビングでくつろいでいる時も、お風呂に入っている時、寝る前にもう一度と。

スクリーンタイムを見れば、一日平均で5時間はスマホを利用し、一日中なにかと忙しく、なんとなく体もだるく、忘れ物も多く、一日仕事をして疲れているのに夜は眠れない、朝起きるのが辛い日々を送っていました。

みなさんにも同じような経験をされている方がいるのではないでしょうか?これがまさしくスマホに操られ、支配されてしまっているということだったのです!

そんな怖い言葉だけ教えて、何がしたいんだ!スマホはいまや手放せないだろう!と言われるみなさま。どうぞご安心ください。

私もこの「スマホ脳」について理解し、<スマホ>と正しく付き合えるようになった今では 自分のやりたいことに時間を使える余裕ができ、夜は熟睡、朝まで快眠、目が覚めればスッキリという嘘みたいに有意義な毎日を送っています。

現代人にとって欠かせないツールとなった<スマホ>。なぜ私たちはついつい手にってしまうのかという原因を理解し、正しく向き合えるようになる使い方をまとめてみましたので、よろしければ、最後までご覧ください。

なんでスマホに操られてしまうのか?今すぐわかる原因まとめ!

なんでスマホという道具に我々の脳が操られるなんてことになっているのでしょうか?
スマホと関係しているのは一万年前から我々に伝わってきた本能なのです。

本能その1、狩猟時代から人間は常に周囲に注意を払う習性がある!

太古の昔、およそ1万年前の狩猟時代から人間は突如、襲ってくるトラやライオン(外敵)、自然災害などの脅威に晒される中で、危険から身を守る為、常にまわりへ注意を向けるように進化してきました。

簡単にいうとボ〜っとしてたら、昔はすぐ死んでしまったということです。裏を返せば、我々はもともと集中力が途切れやすいということです。

そして、厄介な事にこの本能は危険が減った現代においても絶賛発動中です。その為、LINEやメッセージの通知はトラやライオンが来たのと同じように絶対に反応せずにはいられないのです!

本能その2、私たちの大好物は「かもしれない」ということ!

もう一つの本能は、「不確定(あるかもしれない)な見返りを喜ぶ」ように進化してきたということです。

これも狩りをして暮らしていた人間が一度や二度、三度と狩りがうまくいかなかったとしても、いつかはマンモスやリンゴといった美味しいもの、大きな獲物が手に入るだろうという期待をすることで、何日も飢えを凌いで狩りを続けることが出来るよう生き抜く為に必要な思考「かもしれない」が身についていったということなんです。

そしてこの獲物に変わるものが現代ではSNSのいいね!なんです。LINEやツイッターなどのSNSを見続けてしまうのは、

  • 自分のTwitterにいいね!がめっちゃついてる「かもしれない」
  • 面白くて新しい情報がある「かもしれない」
  • 誰かからメッセージがきている「かもしれない」

という具合にSNSやスマホアプリ、昨今の情報社会は人間の脳を刺激するように作られいるというのです。

そもそもSNSの開発者は人間の本能を刺激するように作っている

世界に星の数ほどあるIT企業やアプリ開発、SNS開発に関係している賢い方々は上に挙げた人間の本能なんてお見通し。連日、会議でどうしたらもっと見てみてもらえるようになるのかを話し合っているわけですから、見てしまいますよね。

もちろん企業や開発者の皆さんは黒いサングラスをかけた悪者では決してありません!世の中を良くする為に便利なサービスを作ってくれているので、責めるのはお門違いです。ですが、あまりにも便利すぎるので、我々が依存してしまっているということです。

こうして我々は知らず知らずのうちにスマホの虜となって、毎日膨大な情報をインプットし続けることで、頭を整理する間も無く、脳が疲れていってしまい、疲弊していくのでした。終わり。。。

ません!!!

正直、長くなりましたが、ここからが本題です!
それでは一緒に対策していきましょう!

本能に抗うには環境づくり!今すぐできる対策まとめ!

正直、スマホは本能に直接訴えかけてきているので、触らないでおこうと強い意思を持ってみても、なかなか実行できないのが現実です。ではどうすべきかと言いますと、環境を整えます。つまり、スマホを触る頻度を減らす仕組みを作っていこうということです。

使っていないアプリ、今使っているアプリも一回全部削除してみる。

なかなか強硬な手段ですが、かなり有効です。消すのは簡単ですが、もう一度、インストールするのは面倒ですよね。ただこのもう一度インストールするのが面倒だな感じるくらいのアプリなら無い方がいいくらいに思ってください。

私もやってみる前はアプリが大体100個くらいありましたが、20個まで絞り込む事に成功しました。案外、なんでこんなの持ってるんだろうというのが多かったです。ただ悲しかったのが、ゲームアプリのデータが消えてしまった事です。

やる前にゲームアプリなどデータの引継ぎ設定が必要な物は必ず設定してから、消去しましょう。またやりたくなっても、データは帰ってきません。。。自己責任でお願いします!

通知をオフにする!

アプリの断捨離が終わったら、文字のとおり、設定画面から通知をオフ!お手軽で簡単ですよね。新しいアプリを入れても、通知を許可しないを選択しましょう。そもそもLINEやメッセージにそこまで縛られる必要はないのです。

ピンポン!ピンポン!家のインターホンを鳴らしてくる訪問販売くらいに思いましょう!

そして、通知を確認する時間を自分で決めてしまいましょう。私は7時、12時、19時の1日3回と決めています。続けていると、周りが私はこの時間にチェックしてるんだな〜と認識していってくれます。

スマホのロック解除を2重にする!

最近では指紋認証、顔認証が当たり前で瞬時にスマホのロックを解除し、ホーム画面に辿り着きます。ここにパスコード入力をあえて付けます。主に本体設定のセキュリティから設定できます。

こうすることで、わざとスマホを見ることを面倒臭くします。SNSなどもログインしっぱなしにするのではなく、毎回ログアウトすることで、メールアドレスとパスワード打つのめんどくさいな〜と開くのが億劫になります。スマホは便利すぎるので、これくらいでちょうどいいんです!

スマホはポケットでは無く、カバンにしまう。

シンプルですが、すぐに取り出せるポケットではなく、 カバンに入れることで取り出す手間が生まれ、続けていると面倒だな〜という気持ちが生まれます。続けていくと積み重なり、ボディブローのようにじわじわ効いてきますよ。

スマホ依存対策アプリ!

スマホを制するにはスマホアプリで!使用していない間に魚や木が成長するものや、時間を制限するものなど種類も豊富です。
スマホをやめれば魚が育つ
Forest−集中力を高める(Google Play)、Forest−集中力を高める(App Store)

1日のはじめに今日の目標を立てる。

私はこれが一番効きました。まず、朝起きたら、スケジュール帳に今日、本当にやりたいことを1つ書き出します。読書でも家族と過ごすでもなんでもいいですが、直感が大事です。あらかじめ、マインドマップを活用し、本当にやりことをまとめておくのものもいいです。

そして、その日決めたことはどんなに友達に誘われようとも、仕事を振られようとも必ず実行します。優先すべき第一位にするのです。自分を見つめ直して、毎日やりたいことをこなしていたら、自然とスマホを見ている時間は減っていきます。夜に実行できたか、手応えなどを日記に書きましょう。

まとめ

スマホ脳 原因と対策まとめ

狩猟時代からある人間の本能がスマホに反応してしまうように出来ている。
また開発する側も本能が反応するようアプリやコンテンツを作成している。
本能に抗うには意思ではなく、環境作りが大切!

「スマホ脳」について知ることができ、正しい知識と正しい環境づくりが出来れば、ちゃんと便利なスマホを使いこなせるようになります。以前の私のようにスマホに振り回されて、疲れ果ててしまっているという方にほんの少しでも役立ててもらえたら嬉しいです。

最後までありがとうございました。