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川名桂のトマトの販売場所は?通販や購入方法も調査!!

『朝採れ野菜』いい響きですよね♪新鮮で栄養価が高そうです!ベストタイミングで収穫された朝一番の野菜を食べれば、体が喜び、気持ちも満たされます。

今回ご紹介するのは東京都日野市にあるネイバーズファームの「川名桂さんのトマト」です。新鮮なトマトを消費者に届ける為に人生をかけて猛進しています。

川名桂さんのプロフィールとトマトについて話題のトマトの購入方法をまとめてみました!

川名桂さんのプロフィール

名前 川名 桂(かわな けい)
生まれ年・年齢 1991年生まれ・29歳
出身大学 東京大学農学部
肩書 ネイバーズファーム代表
  • 農業とは縁のない会社員のご両親の元に生まれ、幼少期はアメリカ、オランダで過ごし、小学校高学年で帰国されます。
  • 帰国後は埼玉県所沢市で生活していましたが、15歳の時にお父様地元の東京都日野市に引越をされます。
  • 勉強が得意で大学は東京大学に現役合格されます。
  • 発展途上国へ留学の際に「農業は人が生きる基本」を目の当たりにし、農業の道に進むことを決意されます。この時に東大の学部を農学部に変更されます。
  • 2014年に東大卒業後、約3年間福井県にある農業企業でトマトの大規模ハウスで栽培と流通に携わります。
  • 2017年に独立を目指し、東京都清瀬市にあるトマト栽培で有名な農家で研修を開始。
  • 2019年3月に東京都日野市に「生産緑地を借り受けて新規就農する全国第1号の農家」として「ネイバーズファーム」を立ち上げ独立されます。

※生産緑地とは農業を継続することを条件に税制面で優遇される土地のことを指します。

華麗なる経歴の持ち主でございます!常に前進していらっしゃる印象です!

川名さんの農園の土地探しは2年がかりに及びます。2年の歳月をかけてまで地元の東京都日野市で農園を開くことにこだわった理由はなんだったのでしょうか。

農園を東京にする理由

福井県でお勤めだった頃は、「農業を規模を大きく工業化にして世界と戦おう!」という政府の方針でした。けれども地域との関わりは薄く働く人同士の距離感の遠さにも疑問を感じていました。

もっと「食べる人のすぐそばで栽培して一番新鮮な美味しいトマトを食べて欲しい」という一人一人の消費者と向き合いたいという気持ちが膨れていきます。

ある時決定打なことが起きます。川名さんのお母様が東京のコンビニで川名さんの栽培されたトマトを見つけたときに、

「すごい古かったよ。前に持ってきてくれたのはもっと美味しかったのに」

と言われてしまったのです。大変なショックを受けます。

せっかく丹精込めて作ったトマトが遠い東京のお店で並んでいる時にはすでに鮮度も完全に落ちてしまっていたのです。

愛しんで育てたトマトが美味しいと思ってもらえない…。これは生産者としては悲しく受け入れ難いことだったのだのでしょう。このことから、

「大切な農産物を、お客様との距離が近いところで栽培し、自分でしっかりと販売まで携わりたい

と強く思うようになり、独立を目指すことを決意されます。

もし農園を開くのなら愛着のある東京都の多摩地区、できれば日野市がいい!という風にどんどん自分の気持ちに正直に向き合い行動していった結果が今に活躍に繋がっているようです。

では、なぜ数多くある野菜の中でも「トマト」なのでしょうか?

トマトにこだわる理由

数多くある野菜の中から川名さんが「トマト」栽培を選ぶ理由はズバリ楽しいから!

その楽しさを教えてくれたのは、最初に就職した福井県の農業企業のトマト栽培でした。トマトの栽培の繊細さと奥深さの虜になり、人生を通して取り組むことを決意します。

川名さんのネイバーズファームで作るトマトは大量生産しない為、とことん味重視にこだわります。目指すのは味の濃いトマト。「甘味」「酸味」「旨味」のバランスを最大限に引き出します。

川名さんはトマト作りに3つのこだわりポイントを掲げています。

  1. 論理に基づいた栽培 トマトの美味しさの源はいかに多く光合成をさせるか。最先端の環境制御技術を備えたビニールハウスの中で、光、二酸化炭素、水をあらゆるデータを記録して最適値を計算しトマトに一番適した環境を数字から導き出す。
  2. 安全面と衛生面の徹底 農薬は生物由来の物を利用し、必要最低限に抑える。クリーンな環境を保つ為に、栽培室と集荷場所は土足禁止。ハウスの清掃や従業員の体調管理や手の消毒も徹底。
  3. 環境への積極的配慮 ※SDGsに貢献。ハウスの夜間暖房で出る二酸化炭素を、昼間のトマト栽培に再利用する技術を導入。培土は畑に返せるココヤシ殻を選び、トマトの樹はシーズンが終わったらチップにしてブルーベリー畑に敷き再利用。

※SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、2016年〜2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。主には貧困、教育、環境エネルギー、気候変動等がテーマ。

川名さんはトマト作りに対してこのようにコメントされています、

「トマトは一年に1作なのでやり直したくても1年待たなければなりません。一生で30から40回しか作れないと思うと、やめられないほど難しくて楽しいです」

まさに人生をトマト作りに捧げています!環境問題に貢献したいという川名さんの栽培方法に対して、私は食すことで応援したいと心から思いました!

これだけ全力で育てているトマト!食べてみたいですよね!この川名さんの背景を知ってから食べるトマトはさぞかし美味しいことでしょう!

トマトの販売場所は?通販?購入方法は?

引用:ネイバーズファーム公式HP

定期的に色々なところに出荷されることがありますが、確実な方法は2種類です

  1. ネイバーズファーム直売所:一番新鮮な状態で食べられる農場隣接の直売所がオススメです!
  2. ネイバーズファームオンラインショップ:遠方の方には通販という選択肢もあります。

ネイバーズファーム直売所

住所 〒191-0022 東京都日野市新井870
電車をご利用
  • 京王電鉄「高幡不動駅」北口より徒歩10分
  • 多摩モノレール「万願寺駅」出口より徒歩11分
お車をご利用 中央自動車道 国立府中ICより車8分
駐車場 なし(隣接の有料駐車場をご利用ください。)
営業時間 毎日朝9時から
支払い方法 現金100円玉のみ。1000円札のみ両替機で両替可能。

ネイバーズファームの樹上で完熟させたトマトを収穫後すぐにこちらの直売所で販売しています。甘味と酸味が最も濃い、最高の状態のものを食べられます

上記の写真の自動販売機型直売所になります。トマト以外にも小松菜・じゃがいもなどその時期の旬の野菜が収穫され次第、自販機に追加されていくシステムのようです。

朝早い時間から次々と売れていくようなので早めの時間帯の方が良さそうでですよ!

お子様にとっては自販機購入できるのは楽しいでしょうね!自分が大人になった時に、自分の住んでた街には自動販売機で野菜が買えたという思い出は良き思い出になっているはずです!

ネイバーズファームオンラインショップ

遠方の方にはオンラインショップがありますよ!

Neighbor’s Farm -Online Shop-

贈り物の場合は熨斗対応してくれます。

通販はトマトからブルーベリーへ

どうやら通販ではトマトの販売期間は6月28日で終了するとのことです。
7月〜8月はブルーベリーの販売が始まるようですよ!

とれたてフレッシュブルーベリー

100g×8パック  ¥3,200

6種の品種がミックスされているそうですよ!
現在オンラインショップで予約受付中です。7月に入り次第順次発送!
生のブルーベリー美味しいですよね!8パックも入っているということでこれは大人買いですね!川名桂さんが手塩にかけて栽培されたブルーベリー是非ご賞味されてみてはいかがでしょうか?

まとめ

川名桂さん×トマト×購入方法まとめ。
  • 川名桂さんは東京大学農学部農卒業である。
  • 生産緑地を借り受けて新規就農する全国第1号の農家として注目を浴びる。
  • 農園を東京都にした理由はお客様との距離が近いところで栽培し、一番新鮮な状態で提供したいから。
  • トマトにこだわる理由は栽培の奥深さと楽しさに魅了されているから。
  • 川名桂さんのトマトは「甘味」「酸味」「旨味」のバランスが計算つくされた味の濃いトマト。
  • 購入方法は直売所と通販の2種類。
  • 通販はトマトの栽培は終了。ブルーベリーが7月より出荷開始。

いかがでしたでしょうか?川名桂さんのトマトの魅力は伝わりましたでしょうか?

川名さんは今後「農業塾」や「農業体験」の機会提供も視野にいれているそうです。ますますご活躍されて農業分野に大きな貢献をされていくことと思います!

私たちは新鮮な野菜を食べて生産者を応援してしていきたいですね!